輸入花の扱い。国産花の扱い。

少し前のものですが、、

東京税関が去年出した資料がインターネットで見れます。「切花の輸入」という特集資料です。


最近の傾向を超ざっくり言うと、全体的には国産花8割、輸入花2割くらいの割合で流通しているそう。

輸入の本数は少し減少気味ではありものの、輸入額は増加傾向にある。という事らしいです。


20年前とか、15年前とかって、輸入の花は、安いけど、品質がいまいち。クビのところが黒く腐ってしまっているバラがあったり、そういう印象でした。

でも今は、品質がとても上がっているんですね。確かにきれいなものも多い。

そして持ちもよい、かつ、前よりは値上がりがしてきているけど安い。と好まれる理由は分からなくもないです。


でも、でもですよ、実は個人的には複雑な心境なんです・・・

単純な話で、輸入品が入れば入るほど国内の花の生産者は厳しくなるわけで。。

あとは、やはり持ちが良いように改良されていて、例えば薔薇の茎とか見てみても太いものが多い。

風に揺れている姿をイメージできない。Σ(゚д゚lll)ガーン


という気になる点はいくつかあります。


で、こうしたらよいんじゃないかなぁと思うのは輸入の花も安くなくなっていくんでしょうし、しっかり「それはそれ」でブランディングして新たな価値を築き上げるべきなんじゃないかなぁと思います。

アフリカの薔薇を新たな価値で販売している話題のお会社もありますが、そういうのはいいですよね~👍


普通の切花とは全く違うところでの存在価値を作り上げる。というようなイメージ。


そういう切り分けた活動には興味ありますが、普段のお花はやはり日本の生産者さんから風に揺れる姿がイメージできるような繊細できれいなお花を使わせてもらいたいなぁと思う今日この頃なのです。


そして日本の生産者の方が心を込めて作ったお花をより多くの方のところに届ける取り組みをhananeは作っていこうと決めたのです。


詳細については、またこんど。








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hananeのフラワーアーティストchikaraの作品のご紹介や活動記録他などです。

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